京都・滋賀GW旅行(滋賀編)
波方担当の藤本です。
前回は京都の平等院までの旅をお伝えしましたが、いよいよ京都から滋賀に向かって旅を進めます。
5/3の14:00前に平等院を出て次の目的地琵琶湖の南岸にある大津市に向かって車を走らせました。とにかく車が多く、思ったように走りません。40分くらいで着く予定が1時間くらいかかってしまいギリギリの到着になりました。数日前に予約してましたのでギリギリでも滑り込みセーフです。
琵琶湖に来た目的はミシガンというクルーズ船に乗るためです。妻が子どもの頃に乗った記憶を思い出したいとのことで私もその思いに乗っかってクルーズ船に乗船しました。なぜ琵琶湖でミシガン?と思ってしまう方も多いと思われますが、滋賀県とアメリカ合衆国のミシガン州とは1982年から友好姉妹都市になっているそうで、その親善を祈念してミシガンというクルーズ船が建造されたそうです。
(琵琶湖汽船さんの写真を掲載しています)
ミシガン諸元 全長59m 全幅11.7m 総トン数1038t 最大速力約8.6ノット 旅客定員787人
ミシガン州はアメリカ合衆国の東部に位置し、有名な五大湖のうちの4つに面した州です。まさしく湖州とでも言うべき州であり、滋賀も古くから湖国と言われていて、なるほど友好親善を結ぶにふさわしい相手ということになります。ちなみに今治市はアメリカ合衆国フロリダ州にあるレイクランド市と都市交流があるそうです。
ミシガンから琵琶湖西岸を望みます。
中央の山は比叡山です。私と妻はミシガンクルーズ60分コースに乗りました。ただ60分では琵琶湖南岸のほんのさわり程度しか周遊できません。琵琶湖一周が200キロメートルほどらしいのでミシガンが巡航7ノットで航行したとして15時間ほどかかる計算になります。車で食事や休憩しながらだと琵琶湖一周6~8時間だそうです。
ミシガンの船内ではちょっとしたショーが開催されていて歌やダンスで乗客を楽しませてくれます。ナイトクルーズもしているそうです。私たちは船内でドリンクと軽食を食べながらそのショーのアメリカンな雰囲気を楽しみました。60分くらいならあっという間ですね。私も疲れていたので良い休憩になりました。
下船してちょっと記念撮影です。
琵琶湖周辺はサイクリストも多く走っていましたし、琵琶湖にはヨットを走らせている人やブラックバス釣りのボートもたくさんいて、みんな思い思いにGWを楽しんでいました。さて、その琵琶湖ですが、この後数万年をかけて北上し、福井県を突き抜けて日本海に出て消滅するらしいです。まぁ、今生きている人が見届けられるものではありませんね(^_^;)