波方事業所担当の藤本です。

何を書こうかとあれこれ考えてたら久々の投稿

になってしまいました(^_^;)

今まで気節のことばかり掲載していたので、

今日は私が所属しているＮＣを紹介します。

何度かブログには上がっていたかとは思います

が、ＮＣを操作する仕事は実に奥深く、良い製

品を作ろうとすれば手間がかかりますし、

細心の注意もはらわなければなりません。

新人の頃はミスしてはいけないというストレス

で家までたどり着けないぐらいの疲労感を味わ

いましたが、今は…慣れてしまいました(^_^;)

ただ、ＮＣ旋盤に乗るときはいつも失敗しない

かと不安になります。

私たちの作業現場です。

こちらはＮＣレーザー旋盤が2機写っていま

す。

こちらはＮＣプラズマ機です。

激しく火花をあげながら切断していますが、

ＮＣプラズマ機はプラズマ光線によって鉄板

を切断しています。

こちらはプラズマ光線を放出するための部品

で、左のノズルの先端からプラズマ光線が出ま

す。右側の部品は電極と言って、プラズマ光線

を放つ部品そのものです。

プラズマトーチというプラズマ光線を発生さ

せる筒状の先端部分にノズルを装着し、その

中に電極が取り付けられています。

これらの部品は鉄板を切断する、いわば「刃」

のようなものであり、当然「刃こぼれ」も起こ

します。「刃こぼれ」したもので鉄板を切って

も精度が劣ったり、外観的によろしくないもの

が出来上がってしまいます。

その見極めをしているのは結局は人なのです。

これ以上の切断は続けられないと判断した時

はこの電極もノズルも同時に交換します。

交換のタイミングを誤ると破裂してしまい大

きく手直しが必要な状況も出てきます。

ＮＣ旋盤はセットしてボタンを押せば、動き始

めて自動で鉄板を切断してくれる便利な機械で

すが、

造船におけるＮＣオペレーター業務は現代にお

いても長年の経験とスキル、そして良いものを

作ろうという精神によって支えられています。