ようこそ計測班へ・・・
西条工場の木原です。
西条工場には、私が担当をしている計測班が、外業T・組立T・生産管理Tの3部署にあります。
計測班とは、主に船の長さ・幅・高さを計測し、元請け会社へのデータ提供や、
ブロック分けされた船のセット・位置出しなどがメインの仕事になります。
今年新たに、契約社員で働いてくれているT君が組立計測班として正社員になりました。
今回はT君の計測作業の1日を紹介したいと思います。
AM7:35 出社後、仕事の準備
出勤後、当日の作業内容の確認と安全帯(フルハーネス)と仕事道具の準備を行います。
今の時期は気温、湿度が高いため、水分(麦茶)をこの時間に作っています。
AM8:00 ラジオ体操と朝礼
仕事の始まりにラジオ体操を行います。
ラジオ体操の後に、二人組で保護具の相互点検を行います。
本日はT君が危険予知の担当のため、危険作業の注意点を発表しています。
AM8:15 現場へ移動し作業開始
朝礼後、現場へ向かいます。
今日はあいにくの雨ですが、雨具を着用して計測作業を行います。
右手に持っているのは計測に使用する光波測距儀(3D計測器)です。
本日の作業現場に到着し、計測準備と作業場所の安全の確保を行います。
写真の作業はブロックの角度と高さを計測しています。
計測器で計測したデータをコンピューターで解析を行い、ブロックの調整を進めていきます。
※実際は2人1組での作業です。
昼休みの昼食と休憩
昼食をとり、午後からの作業に向け休憩しているところです。
PM1:00 午後からの現場へ移動し作業開始
午後からは雨は上がり、雨具を脱ぐことができました。
午後からの作業は小さい部材の搭載作業です。
計測場所の安全を確保したのち、現場の作業者と力を合わせてブロックを造っていきます。
※実際は2人1組での作業です。
作業終了後退社
本日の作業がすべて完了し退社します。
心身共に余裕があるのか、軽快な足取りで帰宅します。
以上がT君の1日の仕事です。
T君の計測班に入った所感です。
「入社時は計測に関して未経験で、わからないことばかりでしたが、先輩方から仕事を学びいろいろな作業ができるようになりました。現在は自分の成長を感じる充実した日々を過ごしています。
仕事で常々思うことは、『ものづくりは難しい』ということです。
鉄の気温による膨張や溶接の入熱による形状変化、施工場所の条件など様々な要因を考慮し作業を進める必要があり、同じ施工でも全く異なる対応をとる場合もあります。
難しい作業を正しい判断により、精度の高いブロックに仕上げたときは、『ものづくりは楽しい』と感じます。
まだまだ知識や経験が足りていない部分がありますが、計測班の一員として、日本のものづくりを支えていきたいと思います。」
という素晴らしいコメントを頂きました。
現在、20台前半の新人も1人入り、計測班がどんどん活気づいています。
他部署への計測班の進出も決まっており、まだ新しい人材を募集していますので、
興味のある方は是非連絡お待ちしています。